佐野 祐介
sunow代表
公認心理師
特別支援教育士(S.E.N.S)
佐野 祐介
sunow代表
公認心理師
特別支援教育士(S.E.N.S)
早稲田大学教育学部卒業、筑波大学大学院人間総合科学研究群カウンセリング学位プログラム修了。東京都公立小学校教員、児童福祉サービス事業所責任者を経て、2025年6月、東京都目黒区にフリースクール、sunow(スノー)をスタート。sunow運営の傍ら、現在も東京都スクールカウンセラー、特別支援教室巡回相談心理士、Heart Life〜こころお悩み相談所〜心理士として従事。
「なんだか息苦しい」
「理由は分からないけれど、不安を感じる」
「学校や教室に⾏きたくない」
学校や福祉の現場で、そんな声にたくさん出会ってきました。集団の中で⾃然に⾒えても、⼼の中では苦しさや違和感を抱える⼦が多くいます。教員時代、そうした思いに気づきながらも、⾃分に何ができるのか分からないまま過ごしていました。
今思えば、⾃分⾃⾝も焦りや不安を抱え、息苦しさを感じていたのかもしれません。福祉の現場で本⼈や保護者の⽅の悩みや葛藤に触れ、ようやく気づきました。もう⼗分頑張っていること、⾟さを抱えたままでは、休んでも⼼は回復しないこと。そして今、スクールカウンセラー・⼼理⼠として、その思いに⽇々向き合っています。
「友達が多いこと」「集団になじむこと」――これが当たり前に良いとされる社会。けれど、あり⽅は⼈それぞれ。必ずしも皆が⼤勢の友達やコミュニティを築く必要はなく、⾃分なりの社会との関わり⽅を⾒つけていければ、それでいいと思うのです。
無理に世界に合わせなくてもいい。この世界で、⾃分らしくいるにはどうしたらいいか。
その問いを、⼀緒に⾒つめていきましょう。
誰もが、悩みや葛藤を抱えながら⽇々を⽣きています。その背景や状況は⼀⼈ひとり違い、不登校の⼦もそうでない⼦も、そこに違いはありません。
学校に「⾏く」「⾏かない」といった⽬の前の事象にとらわれるのではなく、本⼈が「⾃分らしく⼈⽣を歩んでいくための⼟台」をどう築いていけるか。そんな想いから、sunow(スノー)は⽣まれました。
私たちが⽬指すのは、ただの“居場所”ではありません。⼀⼈ひとりの状況を丁寧に⾒つめ、適切な理解に基づいたサポートとケアを届けること。そのときそのときの「今できること」を⼀緒にとことん考え、重ねていく中で、
⼦ども⾃⾝が「⾃分らしさ」に気づき、受け⼊れ、⾃分なりの社会との関わり⽅を⾒つけていく。
「素(su)」のままの⾃分と、「今(now)」の⾃分を認め、⼤切にしていくこと。
それこそが、⼈⽣を歩んでいくための確かな⼟台になる―
「⾃分の居場所」は、「⾃分らしくいられる場所」。そして、⾃分の居場所は、⾃分で創っていけるもの。それは、不登校かどうかにかかわらず、すべての⼈に共通するテーマだと考えています。
この実現のために、
sunow はこんな場を⽬指しています。